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斜張橋の維持管理業務

  • 現場名:K斜張橋
  • 顧客:首都高技術株式会社
  • 形式:技術紹介
  • 情報公開日:2015.04.30

業務概要

 斜張橋は橋脚上に建てた主塔から斜めに張ったケーブルによって主桁を支える構造の橋です。このような構造から、ケーブル部材は橋体形状を決定する重要な要素であり、各ケーブルの張力バランスが変化すると桁・塔・支承の応力が増大し、各部材にはひずみが生じます。そこで、重要な斜張橋はケーブル張力と橋体形状(縦断線形)測定を定期的に点検しています。

ケーブル張力

 施工後のケーブル張力は直接測定できません。そこで、一般的には、張力はケーブルの固有振動数から算定します。この調査方法は、主ケーブルに振動計を設置し常時微動を測定します。この振動波形のフーリエスペクトルより固有振動数を求め、固有振動数から張力を算定します。